大人になってからはじめるピアノ♪

ピアノへの憧れから実践へ。 ピアノを弾きたい! というあなたの気持ちを応援するブログです。

『大人のための音感トレーニング本』

大人のための音感トレーニング本 音楽理論で「才能」の壁を越える!  (CD付き)

大人のための音感トレーニング本 音楽理論で「才能」の壁を越える! (CD付き)

  • 作者:友寄 隆哉
  • 発売日: 2011/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

楽典の知識と、音感トレーニングを同時にできるテキストです。

実技の練習だけでなく、音楽を理論的に理解するための基礎固めもしていくことで、 演奏の組み立て方や表現力の幅も広げられると思います。

以下の能力を身につけるための内容になっていて、ちょっとしたスキマ時間を使ってできるものでもあります。大人になってピアノを始めてみて、ソルフェージュなどのレッスンは未経験の方は、自習項目として日課に組み込んでみるのもいいと思います。

  • メロディを聴いてすぐに楽器で再現できる
  • 正しいピッチでメロディやフレーズを歌える
  • 耳に入ってきたコード進行をその場で分析できる
  • 楽器がなくとも譜面を見ながら正しいメロディを歌える
  • 難しいキーの曲も、すぐに簡単なキーに移調できる
  • 思いついたメロディを楽譜なしで譜面に書ける
  • 耳コピーの効率が飛躍的に向上
  • メロディを聴きながら即興で伴奏をつけられる

第20号 第17回ショパン国際コンクール

先日ポーランドワルシャワで、
5年に一度開催される世界で最も有名なコンクールの一つ、
第17回ショパン国際ピアノコンクールが行われました。

結果は次のとおりでした。

第1位 チョ・ソンジン Seong-Jin Cho(韓国)
第2位 シャルル・リシャール=アムラン Charles Richard-Hamelin(カナダ)
第3位 ケイト・リウ Kate Liu(アメリカ)
第4位 エリック・ルー Eric Lu(アメリカ)
第5位 イーケ・(トニー・)ヤン Yike (Tony) Yang(カナダ)
第6位 ドミトリー・シシキン Dmitry Shishkin(ロシア)

ポロネーズ賞:チョ・ソンジン
マズルカ賞:ケイト・リウ
ソナタ賞:シャルル・リシャール=アムラン

ファイナルに進出した10名の中には日本人も一人入られました。
子どもの頃から数々のコンクールで入賞して有名だった小林愛実さん。
今回は惜しくも入賞を逃しましたが、大健闘だったと思います。
全体としてもアジア系の人の活躍が益々目立つようになってきたように思います。


各演奏者の演奏は、動画で聴くことが出来ます。

Chopin Instituteのチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCSTXol20Q01Uj-U5Yp3IqFg

今はコンクールの様子もリアルタイムで見られるようになりましたし、
アーカイブもされていますから繰り返し聴けてとても便利です。

それぞれの演奏者の聴き比べなども簡単にできて
とてもありがたい時代になったんだなって改めて思いました。

ピティナのサイトには、今回のショパンコンクールレポートが掲載されていました。
出場者や審査員のお話も多数載っていますので、こちらも読むと勉強になります。
http://www.piano.or.jp/report/02soc/chopin_con2015/


今回のコンクールでいろいろと刺激を受けて、
ショパンの曲に挑戦してみようという気持ちになった方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

自分はいくつかのノクターンを弾いてみようと思いました。

秋の夜長にショパンというのもピッタリだと思いますから、
これを機にレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか?


今回は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

第19回 椅子のお話

ピアノを弾く際に必ず座ることになるのが、椅子。
ピアノを長く続けていくためには、椅子選びもとても大切だと言われています。


■たかが椅子、されど椅子。

ピアノの練習をしている時は、椅子の上に長時間座ったままです。そして、どんな椅子に座るかで、ピアノを弾く際の姿勢や弾き方、ピアノの音色、さらに腰や腕など体への負担の度合いにも影響してきます。

正しい姿勢になりにくい椅子をつかっていると、腰痛や腱鞘炎などの原因にもなってしまいますから、決して軽視はできないものです。

本格的に取り組むのであれば、1日4時間も5時間も弾くこともあるかと思います。趣味でピアノをやっているという場合でも、椅子選びはしっかりしたほうが、将来的な体の故障の可能性も少なくすることができます。


■こんな椅子はNG

・高さ調整ができない普通の椅子
ダイニングやキッチンにある手近な椅子は、高さ調整できないものがほとんど。ピアノ演奏に適していて、自分の体にも合っているというものはほとんどありません。

・オフィス用の高低自在椅子
座り心地や高さ調整のしやすさはよいですが、車輪がついているものは不安定なのでキケンです。


■ピアノ用椅子は背もたれ付きと背もたれなしの2種類

やはりピアノを弾くには、ピアノ専用に作られた椅子を用意するのが一番よいとされています。ピアノ専用イスは、背もたれが付いているものと背もたれがついていないものの2つの種類に分けられます。


●背もたれ付きの椅子 http://goo.gl/4TvtrS

家庭用や音楽室、ピアノ教室など最もスタンダードで一番普及しているものかと思います。つまみを使って簡単に高さ調整ができますし、一息ついて背もたれに寄りかかって休めたりもします。

生徒が次々入れ替わる教室や発表会会場など、頻繁に高さ調整が必要になる場面で活躍するタイプです。

ただ、座面のクッション性が低いので、長時間座り続けるのには向かないところがあります。


●背もたれなしの椅子 http://goo.gl/DIQCFi

その点で言うと、レザー張りの背もたれなしのものは、大きくて平たく、座り心地がよくなっています。

クッション性が高くて体に優しいだけでなく、活発な動きにも力学的に耐えられる設計で作られています。長時間弾くのに理想的な作りだと言われており、コンサートホールなどもこのタイプが多いですね。

このタイプは椅子の両横にドアノブのようなハンドルがついていて、それを回すことで高さを調整します。

細かな微調整もできますので、十分利便性が高いですが、つまみ式のものより時間がかかるという難点もあります。お値段的にもこちらのほうが高いです(^^ゞ


とはいえ、長くピアノと付き合っていくのであれば、ピアノ専用の椅子を選ぶということも体をいたわりながら楽しみつづける秘訣の一つになるのではないかなと思います。


今回は以上です。
長文をお読みいただきありがとうございました。

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