第20号 第17回ショパン国際コンクール
先日ポーランドのワルシャワで、
5年に一度開催される世界で最も有名なコンクールの一つ、
第17回ショパン国際ピアノコンクールが行われました。
結果は次のとおりでした。
第1位 チョ・ソンジン Seong-Jin Cho(韓国)
第2位 シャルル・リシャール=アムラン Charles Richard-Hamelin(カナダ)
第3位 ケイト・リウ Kate Liu(アメリカ)
第4位 エリック・ルー Eric Lu(アメリカ)
第5位 イーケ・(トニー・)ヤン Yike (Tony) Yang(カナダ)
第6位 ドミトリー・シシキン Dmitry Shishkin(ロシア)
ポロネーズ賞:チョ・ソンジン
マズルカ賞:ケイト・リウ
ソナタ賞:シャルル・リシャール=アムラン
ファイナルに進出した10名の中には日本人も一人入られました。
子どもの頃から数々のコンクールで入賞して有名だった小林愛実さん。
今回は惜しくも入賞を逃しましたが、大健闘だったと思います。
全体としてもアジア系の人の活躍が益々目立つようになってきたように思います。
各演奏者の演奏は、動画で聴くことが出来ます。
Chopin Instituteのチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCSTXol20Q01Uj-U5Yp3IqFg
今はコンクールの様子もリアルタイムで見られるようになりましたし、
アーカイブもされていますから繰り返し聴けてとても便利です。
それぞれの演奏者の聴き比べなども簡単にできて
とてもありがたい時代になったんだなって改めて思いました。
ピティナのサイトには、今回のショパンコンクールレポートが掲載されていました。
出場者や審査員のお話も多数載っていますので、こちらも読むと勉強になります。
http://www.piano.or.jp/report/02soc/chopin_con2015/
今回のコンクールでいろいろと刺激を受けて、
ショパンの曲に挑戦してみようという気持ちになった方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
自分はいくつかのノクターンを弾いてみようと思いました。
秋の夜長にショパンというのもピッタリだと思いますから、
これを機にレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか?
今回は以上です。
お読みいただきありがとうございました。