2013-01-01から1年間の記事一覧
エチュードは大きく2つのタイプに別けられるかと思います。 ひとつは音楽的内容は置いておいて、演奏技巧を向上させるための機械的ドリルのようなもの(ハノンなど) もうひとつは、一つの音楽的水準の高い演奏用としても用いられる音楽作品としてのエチュー…
ピアノで音を出すパターンは、次の7つの要素にわけられます。 1 同音連打2 トリル3 音階(スケール)4 跳躍5 分散和音(アルペジオ)6 重音7 和音 これらの要素を偏りなくしっかり身につけておくと、いろいろなアプローチが出来るようになるので、ピアノ作品…
レッスンのときによく言われるのが、イメージを大切にしましょう、という言葉。 音楽は音の振動という物理的なものを聴覚から感覚的に捉えてイメージして感じるものですから、音楽的なイメージ力が大切だということもなんとなくわかると思います。 音楽を聴…
大人になってからピアノを始めた方でも、ぜひ取り組んでいただきたいのが、ブラインドタッチです。 パソコンなどでもよく使われる言葉ですが、手元を見ないで、画面を見ながら文字を打つことですね。 ピアノの場合も、鍵盤を見ないでも自然に弾きたい音に手…
音を頭のなかで情熱的にイメージする。そうすれば、自然と欲しい音が出せる体になっていく。 こんなことをおっしゃる先生がいます。 これは、技術的な訓練ばかりに気が向いてしまう人に向けたアドバイスでもあったのですが、とても大切なことだと思います。 …
ピアノを弾くのに適した体の状態には、柔軟性もとても大切な要素です。 よく「脱力」というキーワードを目にするかと思いますが、体がガチガチに固まっていたら、ピアノを思うように弾くことができません。 指、手首、腕はもちろん、全身の脱力状態を意識す…
今回は指を鍛えるための「トレーニングボード」をご紹介します。 これは以前の私の先生が、トレーニングボードを開発された御木本氏に師事されたことがあり、とっておきのトレーニンググッズとして私にも教えてくださったものでもあります。 ピアノが触れな…
これまでピアノをやったことがない方にとって、最初に突き当たる壁は、指が思うように動かない!という点かと思います。 最近はパソコンでキーボードを打つ機会も多いですので、両手の指を動かすことに抵抗がない方も多いかと思いますが、ピアノの鍵盤、慣れ…
ピアノを習う上で避けて通れないのが「楽譜」です。 曲の内容が高度になるほど、楽譜に書かれていることを正確に読み取り、音楽表現を深めていかないといけません。 ですが、おたまじゃくしを見てもチンプンカンプン、という方もいらっしゃるかと思います。 …
自宅での練習用としてのピアノ選びでは、まずそのサイズが問題になるかと思います。 最近のグランドピアノは、奥行きが150cm程度のコンパクトサイズもラインナップに並ぶようになりました。 より身近に、小さい頃からグランドピアノが弾ける環境を整えたいと…
今回からはピアノへのあこがれを実現する第一歩、楽器選びについてです。 現在ではアコースティックピアノと並んで、電子ピアノ(デジタルピアノ)もレッスンやレベルアップに欠かせない存在になっています。 お値段の面や、夜間での練習も考えた上で、最初…
ピアノを続けていく秘訣の一つは、相性のいい先生をみつけることです。 これはもう実際にレッスンを受けてみないとわからないことでもあるのですが、やはり自分のやりたいことをいつまでもやらせてもらえないとか、どうにも先生とウマが合わない、信頼出来な…
ピアノを弾きたいと思った時にもちろん独学でも無理とは言いませんが、よほど才能のある人でない限り、弾けない方向に暴走してしまいます! やはりきちんとした型というか、よりよい演奏法を身につけるには何年もの時間がかかります。 長く続けていくために…
●目標を設定しよう あの曲が弾きたい!あのピアニストみたいになりたい! などなど、ピアノを始める理由はさまざまかと思います。 でも、最初に抱いた情熱といいますか、ピアノをやりたいと思ったときのこの気持ち、 練習を続けていく上でとても大切なことな…
大人になってからもピアノを始めてみたい、と思う方は大勢いらっしゃいます。 同時になかなか一歩が踏み出せない、という方も多いように思います。 その理由としては ●こどもの時からレッスンしていないとできないと言われた●指が動くようになるのか自信がな…