大人になってからはじめるピアノ♪

ピアノへの憧れから実践へ。 ピアノを弾きたい! というあなたの気持ちを応援するブログです。

第8回 フィンガートレーニング(1)

これまでピアノをやったことがない方にとって、
最初に突き当たる壁は、指が思うように動かない!
という点かと思います。

最近はパソコンでキーボードを打つ機会も多いですので、
両手の指を動かすことに抵抗がない方も多いかと思いますが、
ピアノの鍵盤、慣れないと結構重たいんですよね><

特に、普段はあまり使わない薬指や小指も、
親指や人差し指と同じように動かさないといけませんから、
5本の指をまんべんなく鍛えていく必要があります。


ピアノでは各指に番号が振られていて、
これはレッスンでも必ず使う番号なので、
最初に覚えるようにしてくださいね。
(番号は右手と左手共通です。)


1 親指
2 人差し指
3 中指
4 薬指
5 小指


レッスンの時は
「ここは3ではなく4の指で弾くほうがいいですね」
「ここは右手ではなく左手の1の指で弾きましょう」
といった指導も頻繁にありますから、
どの番号がどの指か、すぐ思い浮かぶようにしてくださいね。


ピアノを習う上では、3、4、5の指を
なるべく自然に動かせるようにする、
これが初心者のかたが向かい合っていく
大きな課題の一つになります。


なぜこれが大事かというと、
曲を支える低音部を左手の4(薬指)や5(小指)の指で、
メロディの最も盛り上がる高い音の部分を
右手の4(薬指)や5(小指)の指で弾くことが多いからです。

迫力ある低音が欲しい時に、小指が弱いがために
控えめな音になってしまったり、
メロディが盛り上がってきたところで
小指で弾いたら音が小さくて聞こえなかったり、
曲の仕上がりを大きく左右することになります。


以上を踏まえつつ、次回は初心者の方でも
効果的なトレーニング方法の一つとして、
ミキモト真珠でも有名な、御木本澄子先生発案の
トレーニングボードをご紹介したいと思います。

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