大人になってからはじめるピアノ♪

ピアノへの憧れから実践へ。 ピアノを弾きたい! というあなたの気持ちを応援するブログです。

第12回 ブラインドタッチを意識しよう

大人になってからピアノを始めた方でも、
ぜひ取り組んでいただきたいのが、ブラインドタッチです。

パソコンなどでもよく使われる言葉ですが、
手元を見ないで、画面を見ながら文字を打つことですね。

ピアノの場合も、鍵盤を見ないでも
自然に弾きたい音に手や指が動くようにすることを
ブラインドタッチといいます。


なぜブラインドタッチが必要なのでしょうか?

それは、鍵盤ばかりを意識して、
楽譜を見たり鍵盤を見たりと目を酷使しながら弾いていると、
音を聞いて音楽の流れに集中することがなかなかできないからです。

鍵盤を見続けなければ弾けないということは、
楽譜を読まないで弾く、あるいは一度楽譜を
全部暗譜してから出ないと弾けないことになり、
とても時間がかかりますし、レパートリーを増やすこともできません。

また少し難しい曲になれば、すべての手の動きを
目で追うことは不可能ですし、余計に鍵盤に集中して
音楽が疎かになるという悪循環に陥ります。


いきなり全く鍵盤を見ないで弾くというのは難しいですから、
鍵盤を見る時間を減らす、というように意識するところから
初めて見てください。

メインに目に入れておくのは楽譜にして、
打鍵する瞬間だけフッと鍵盤に視点を移すようなイメージで、
あとは出てくる音に集中するようにする、それだけでも
だいぶ感覚が変わってくると思います。


これはいろいろな楽譜に慣れて読譜力を高めることと
一体となって訓練していかなければいけないので大変ですが、
やさしい曲を練習している段階から、
ブラインドタッチを意識して弾くようにしてみてください。

ブラインドタッチができれば、窮屈感を感じながらではなく、
音楽を感じながら開放的な気分で弾けるようになっていきますよ。


今回は以上です。
お読みいただきありがとうございました。


ピアノ指・習得プログラム【国立音楽大学卒の一流講師陣 監修】

 

  • SEOブログパーツ
seo great banner